セルフホワイトニングとは

セルフホワイトニングとは、その名の通り自分でホワイトニングを行い歯を白くすることです。
歯科医院での施術とは違い、歯そのものを漂白するわけではないので自然な白さをお求めの方におすすめです。

自身で気軽にホワイトニングができる反面、医療行為にはならないので保険が効きません。

セルフホワイトニングの特徴

上記にもあるように、セルフホワイトニングは自然な白さを手に入れることができます。
過剰化水素と呼ばれる歯の漂白剤を使用した歯自体を白くする歯科医院でのオフィスホワイトニングとは違い、表面の着色や汚れのみを浮かせて落とします。
本来の白さより白くするのがオフィスホワイトニングなのに対し、歯本来の白さを取り戻し違和感のない白い歯を叶えるのがセルフホワイトニングです。
ただし、元々の歯の色には個人差があるので注意が必要です。

また、痛みが出にくく費用も低く抑えることができるのも特徴であり、気軽に続けやすくなっております。

セルフホワイトニングの効果

セルフホワイトニングの中でもサロンで行うホワイトニングと自宅で行うホワイトニングの2パターンがあります。
最終的な結果は同じですが、それぞれ効果が出る期間や使用するものが異なるので、事前に確認をして自分の目的に合った方を選びましょう。
どちらも生活習慣や元々の色によって実感できる効果に個人差はあります。

サロンでのホワイトニングは専用の機械を使用します。
一般的に週1回、一か月ほど通う必要がありますが、コーヒーなど色の濃いものを普段から摂取している方や喫煙をする方は完全に完了するまで時間がかかる場合があります。

自宅でのホワイトニングには種類があり、歯磨き粉の場合はサロンより長い期間、毎日続ける必要があります。
着色汚れを落とすだけであれば消しゴムが効果を早く実感できますが、ものによっては歯が傷つき、かえって汚れが入り込みやすくなってしまう場合があるので注意してください。

そのほか、「今だけでも白くしたい！」という方には歯のマニキュアがおすすめです。
塗るだけですぐ白い歯を手に入れることができますが、1日、数時間ほどと持続時間が限られています。

思ったより白くならない歯の特徴

はい。加齢とともに唾液の分泌が減るため、口腔内環境が悪化します。また、加齢とともに、銀歯やセラミックなどの人工物を装着される方も増えますので、そのぶん細菌が繁殖しやすくなります。さらに免疫力も減り、歯茎が垂れ下がり、歯周病といった生活習慣病が引き起こりやすくなるため、航空内環境はさらに輪をかけて悪化していきます。喫煙・コーヒー・飲酒などをできるだけ避け、水を多く飲むことを推奨します。

効果を維持するポイント

毎日の習慣に

毎日行う歯磨きは使用するものを変えましょう。
研磨剤の入っていない歯磨き粉や柔らかい歯ブラシで、優しくしっかり磨くことが大切です。

特に、歯周病を防ぐためにも柔らかい歯ブラシによる歯茎のケアを心掛けましょう。

食事のとき

カルシウムを多く含むことで有名な乳製品は、歯のコーティング効果もあります。
色の濃いものを食べる前に摂取すると着色を防ぐことも可能ですのでおすすめです。

また、食後にガムを噛んだり口内をすすいだりする方法もあります。
ほんのひと手間でホワイトニング効果を持続させましょう。

ホワイトニング後の食事の注意点

エナメル質を守るために

ホワイトニング後は12時間～24時間の食事制限が必要になります。
というのも、ホワイトニングを行うと歯のエナメル質を覆う薄い膜がはがれてしまいます。
膜が再生されるまでの間、エナメル質が見えているので食べ物を摂取すると普段より着色がしやすく、また、外部からの刺激も受けやすくなっています。
この膜は12時間～24時間で再生されるため、その間の食事選びにはご注意ください。

摂取を避けるもの

☑コーヒーやウーロン茶、赤ワインなどポリフェノールを含むもの、色の濃いもの
☑炭酸飲料、柑橘類、トマトなど酸を多く含み刺激が強いもの